赤ブドウ Black Grapes
オクズギョズ OKUZGOZU
直訳すると”雄牛の目”。マラティヤ~エラズーから発祥したトルコを代表する赤ワイン用ブドウ種。数千年もの間、アルメニアの人々の間で食用・ワイン用として使われてきました。
サクランボ、スミノミザクラ、ジャムといった果物の香りや、黒いクワの香りなど、飾らない素朴な香りがします。
ボアズケレ BOGAZKERE
トルコを代表する赤ワイン用ブドウ種。
黒いクワ・イチジク・桜・ブラックオリーブ・スパイス、野性味かつ気取らないアロマが特徴です。このブドウから作られるワインはタンニンが強く、オーク樽による熟成に向いています。
カレジクカラス KALECiK KARASI
中央アナトリア・アンカラエリアのクズルルマク渓谷で栽培される高品質なブドウ。カレジクカラスは中央アナトリアの絶滅の危機に瀕していたブドウを、でアンカラ大学農学部とカヴァクルデレ社の専門チームの研究により甦った幻の品種です。
チャルカラス CALKARASI
エーゲ海地方の典型的な地中海気候で栽培されるロゼワインが作られる品種。
ストロベリー、ラズベリー、ローズの華やかなアロマを持つ。
カベルネソービニョン
CABERNET SAUVIGNON
代表的な赤ワイン用ブドウ品種の1つ。
果実は皮が厚く、タンニンを豊富に含むので、長い熟成にも耐えられるワインが造られる。
香りが豊かで後味が深く、スミレ、ブラックカラント、杉、スパイスなどと形容されます。
シラー SYRAH
フランス・ローヌ地方をはじめ、世界中で栽培されている深い色のブドウ。熟成を重ねたフルボディワインが作られる。
カワクルデレ社ではデニズリエリアでのみ栽培。
カリニャン CARIGNAN
地中海性気候領域で栽培され、どの品種よりも栽培面積が多い。多産で、濃色でタンニンの強いワインを造り、他品種とのブレンドに向いている。樹齢の高い樹から生産量を抑えて造った果実からは、ときおり覚醒させられるような濃密なワインとなる。
アリカンテ
ALICANTE BOUCHET
19世紀後半にプティ・ブーシュとグルナッシュの交配により生まれた品種。果皮だけでなく果肉までも赤い”タンテュリエ(染色業者)”と呼ばれる特殊なブドウであり、ワインの色を濃くするために主にブレンド用に用いられる。果物とスパイス、成熟したタンニンのアロマが特徴。