トルコワイン・ブドウの種類（白）

ナリンジェはトカットで発祥した、トルコを代表する白ワイン用ブドウです。オレンジ、グレープフルーツ、レモンなど柑橘類の果物、西洋ナシ、石灰質の鉱物、白い花といったアロマが特徴です。
オーク樽で熟成に向いており、芳醇かつクリーミーなバランスの良いワインが造られます。

エミルはネヴシェヒルにて育成される、アナトリア産ブドウの一種です。火山性土壌で育ち、発泡ワインを作ることに向いています。エミルから作り出されるワインは緑がかった淡黄色の色をし、酸味が強く、リンゴ、レモン、鉱物といった鉱物性かつ上品な香りが特徴です。

フルーツとして、また干しブドウとしても多く食用されている品種で、マニサ・デニズリの南地中海エリアで広く栽培されています。スルタニエから作られるワインはフルーティーで、アプリコット・ピーチ・バナナ・パイナップルのアロマを持ちます。

イズミル地方が発祥の白ワイン用ブドウです。皮が厚く、果汁は多く、地中海性気候で育ちます。
ヨーロッパにて変種が開発され、現在では世界中で様々なマスカットワインに用いられています。このブドウから作り出されるワインは、生花・ベルガモット・レーズンとエキゾチックな香りを含んでおり、非常に芳醇なアロマが口の中いっぱいに広がります。

フランス・ブルゴーニュ地方に起源を持つ、世界に知られた白ワイン用ブドウ種。オーク樽での熟成に適し、バニラ・トースト・ヘーゼルナッツ・コーヒー・ハニーの芳香を併せ持っています。